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アイアンガーヨガは、世界基準の認定試験を通過した認定指導員だけが指導できます。
認定指導員となってからも、常にレベルの保持と向上の為さらに
研鑽(けんさん)することが義務付けられています。
認定指導員でなければアイアンガーヨガの名を使用することもできません。

2022/02/02

ヨガという旅

ヨガには段階があります。

まず、誰でも経験する初めてのヨガレッスン、そしてそこからスタートする初心者クラス。

初心者クラスでは定期的にクラスに参加すること、しっかり動くこと、ポーズの形を覚えていくことが必要です。

そして1年2年と継続し初級、中級クラスへSTEP UP。

その段階ではポーズの形をとるという外側だけの動きではなく内側から自分をコントロールして動く。

初心者クラスでは自分ができているかどうか、他人を見て評価することがあります。よく首、頭や目が動いています。

アイアンガーヨガの上級指導員がよく我々生徒に言うことがあります。

「私たちは旅行に行くと、あそこに行きたい、あれを見たい、これも見たい!と言う、思う。なのに、なぜ、ヨガでそれをしないのか。」

自分のことをよく知っているか、理解しているか。自分の股関節がどう動いているか、それがどこに繋がっているか、マインドとのかかわりはどうか?


レッスンの最初にスワスティカアサナで座り、座骨を調整しますが、本当に座骨を触っているでしょうか。時々、「ん?」と思うようなところを触っている人がいます。そのまま、クラスが進んでいきます。「座骨をひきあげて」「座骨から腿の後ろの筋肉を伸ばして」。

1時間、迷子になっていませんか?有意義な楽しい旅行をしましょう。


からだの中に奥にまだまだ未開の場所がたくさん溢れています。繋がっていない道がたくさんあります。毎日の練習、毎回のレッスンは違う国を訪れています。



  上の写真を見ると

胸骨と頭に筋肉が繋がっています。頭が前に落ちたらその筋肉はどうなりますか?

胸の位置は上がりますか?下がりますか?

解剖学を詳しく学ぶ必要はないです。レッスンで動いて感じてみましょう。そのテーマを毎回のクラスで提示しています。視線が床にある人、額にある人は頭のなかに知識をため込むのではなく、からだに染みこませていくように練習しましょう。