レッスン中、生徒さんの動き、体を見ていて思います。
「ああ、この人は、今、意識を指の先まで届かせようとしているな!」
「今、説明したことを、体で理解したな!」
「センターラインを意識して、そこからポーズをしているな」
「まだ、意識が外にあるのかな?何かほかに気をとられることがあるのかな?」
身体はとても正直だから、内側で生じることが、外に出てくると思います。
意識を自分に集中させてヨガをすることで、結果、後からその効果が体に現れます。
BMAのスタジオでは、1つのクラスが4,5~10人くらい。よくよく、生徒さんの身体が見えます。
反応がすぐ得られます。変化も進化も感じます。みんな、ヨガやってるなあって嬉しくなります。
ヨガのアサナ(ポーズ)は運動、体操ですが、他のジム的な運動、筋肉主体の運動をすると、私は、後でとても体が重く感じます。
筋肉がもったりして、しばらく何もしたくなくなる。回復を待ちます。
ヨガは、正確に、意識を持って行えば行うほど、体は中から軽く、終わった後、クリアーです。
(ヨガの種類によるとも思いますが・・・・・)
私が、スポーツクラブで指導しているヨガは、ベースは同じですが、他の私のクラスとは違っています。
スポーツクラブは、大勢の方が、様々な年代が、運動経歴の方が一緒に動きます。
さっきまで、エアロビクスをしていた人が、終わってヨガのクラスに飛び込んできます。
スイッチを切り替えて、真逆のエクササイズをするのは難しいと思います。
そして、どちらかというと、筋肉を鍛えるということにベクトルが向いていると感じます。
質問も「片足で立てないんですけど、何をどう鍛えたらいいですか?」
「このポーズができるようになるには、どのマシーンでトレーニングすれば?」
などど聞かれることもあります。
答えるのが大変難しい。
筋肉がついて体がしっかりしたり、収縮することで関節が動くのも事実だから・・・
自分が学んでいるヨガの、本当に伝えたいことを伝える難しさ・・・・
「ヨガをして汗がでる」と喜んでくれる。それもいいか!
「少しずつ、自分のからだがわかってきた」と近づいてくれる方もいる。
スポーツクラブという環境で教えるヨガ。専門スタジオでのヨガ。
他の流派のヨガ。何であろうとも、ヨガの目的、本髄は同じなはず。
自分の内と外をつなげる。本来の自分を知る。
身体全部を自分でコントロールして、ヨガやりましょ。
自分の内、心も頭も、一緒になってヨガをやりましょう。
頭てっぺんから、足の裏まで、指先まで、自分をそこに持っていき、動いてみましょう。
静かな心と、活発な体を感じて。
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